知床流氷ダイビング
- Luna Yamamori
- 2019年2月24日
- 読了時間: 2分
北海道知床の流氷の下に潜ってきました。
一度は知床に行ってみたい...流氷も見てみたい...とはずっと思っていましたが、まさか潜るとは。
氷の下の景色はとても美しくて、楽しく良い経験になりました。

流氷をのぞむ。手前は浜で、そこに流氷が流れてきています。
流氷の多くは北のアムール川の真水からできているそうです(流氷センター情報)。
はるばると寒流に乗ってきたのですね。

海中です。氷の下から。陽光が青く見えてとても綺麗です。
氷がないように見える部分がありますが、空気です。実際には15センチ以上の厚みの氷が前面に張っています。
水温は-0.2°C(陸上は-2°Cくらい?)。
ドライスーツから露出する顔と手が寒いを通り越して痛いです。特に手。

所々ぶ厚いです。

さらに分厚くなっているところも。どうしたらこうも下に氷が重なるのでしょう?

下から見たエントリーホール。チェーンソーで三角形に氷を切り抜いて、ここから海に入りました。

一番よくいた巻貝。

ツメタガイも沢山居ました。よく伸びています。

ブンブク。 ごろごろ埋まっていました。

密度が高かったウニはダントツでエゾバフンウニでした。
パーティー状態ですね。楽しそう。

オホーツクホンヤドカリ。

堂々と佇むにょろにょろ(ガジの仲間?)

ちょっと興奮してしまったウミイサゴムシ。沢山いました。

クリオネことハダカカメガイにも出会えました。
上手く撮影するのは難しいです。

フウセンクラゲ。
氷をバックに映える美しさに見惚れました。

キタユウレイクラゲ。
まさか君と一緒に泳ぐことがあるとは夢にも思わなかったよ。

アオサもあることに驚きました。

これは冬の間陸揚げされているサケ漁船。

ダイビングの合間には雪原、ではなく流氷の上を散策しました。

堤防を超えると見えた、雪に包まれた岬がとても美しかったです。
コーヒーの缶にこういうのが描かれていた気がします。
何か違う気がしてきました。

カモメ。

お昼ご飯に炭焼きの巨大なホッケが提供されました。
シマではない、無印のホッケ(推しポイントだそうです)。
美味しかったです。

夜も楽しみました。
もうちょっとで満月。

流氷フェスなるところに行ってみました。
雪像やかまくら、美しい氷のアートが沢山。

なんとも幻想的な。

物語が始まりそうです。

火が焚かれていました。綺麗。

これはカフェ。

これは氷柱のアート。

巨大なかまくらの中に作られた氷柱のアート。

すごすぎです。

何もかもが雪に包まれた世界、本当に素敵でした。
真っ白で、青くて、とっても綺麗な思い出です。
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